慣れれば5分!アメスマからTelloへの簡単SIM乗り換え
渡米前に日本国内からアメスマを契約
本渡米前、アメリカで使えるSIMを日本にいるうちに手に入れたくてアメスマという携帯会社にお世話になった。
なんともご丁寧に国内住所へ発送してくれてとても助かった。
アメリカに到着する前に既にアメリカの番号がある安心感。空港でもWi-Fiを探したり速度に悩まされたりすることもなくスムーズに利用できたのはとても有り難かった。
しかしそういったクオリティの高い❝行き届いたサービス❞は金額も高いよね。
おまけに我が家は何故か電波がほとんどなく、Wi-Fiを切るとあまり使い物にならない。
車社会なのに家の前でGoogle Mapを開いても電波が弱いために読み込めない、つまり行き先が指定できない。これは痛い。
ということで他の携帯会社を探すことにした。
一時帰国の間、番号保管サービスを利用して❝休止❞することもできるみたいだがSMSやiMessageが受信できなくなるのは困る。アメリカではLINEを使ったりしない。みんな電話番号ベースでやり取りをするので休止は選択肢にない。
しかも二ヶ月休止すると約10ドル、復活させる時に約10ドル。使っていないのに20ドルも払いたくないなと思った。
国内にいてもSMSやらiMessageやらが受信できて、尚且つ安い。
主人は大手携帯会社のAT&Tが良かったらしいが、日本のドコモのような立ち位置なので高い。電話したら60ドルからだよ!と元気に言われたので考え直すことに。
日本にいる時はHISモバイルやahamoを利用していたので格安SIMには抵抗がない。こちらの格安SIMも調べてみるか!ってことで色々と比較してみた。
色々と調べてたどり着いたTello
色々なブログで細かい比較表を見ながら、マメな人もいるもんだなーと感心。そしてだいたいのアメリカ在住日本人が行き着く、Telloに行き着く。
TelloはT-mobileの回線を使用している。T-mobileは主人曰く日本のau。いいじゃん、au。昔使ってたし、auの格安SIMなら多分日本で言うpovoみたいなものでしょ?
結論、アメリカで格安SIMを探してるならTelloでいいんじゃないかなと思います。
他の人のブログを読んでいてTelloがいいというのはわかったんだけど、どうやって乗り換えるのかがいまいちわからなかったので記録することにした。
私の場合は物理SIMからeSIMへの乗り換え。
eSIMっていうのは、SIMカードという物理カードを必要としないSIMのことで、ただiPhoneとかにスッとダウンロードしちゃえばSIMが入ったことになるっていう魔法のSIM。説明がふわっとで雑すぎるけど、理解しなくても使えたら良いのでおけ。
日本でも楽天のeSIMを利用してるんだけど、本当に楽なの。とってもおすすめ。
しかも、SIMカードが届くのを待つ必要もないからお店に行く必要もないし、届くのを待つ必要もないし、ただ携帯でパッパッパッとできちゃうって訳。すごい!
登録の手順を説明していくよ!
アメスマの物理SIMからTelloのeSIMへ乗り換え
前準備として、元の携帯会社(今回の場合はアメスマ)に引き継ぎのための情報をもらわなければならない。
日本で言うところのMNP番号なんだけど、アメリカではAccount No.とPIN No.とBilling Addressの3つが必要となる。
注意しなければならないのは、Billing Addressと自分の住んでいる住所は異なるということ。私はこれがイマイチわからずに困った。クレジットカードの住所が住んでいる住所と違う人は3つ入力することになるのでご注意を!
アメスマへはメールで問い合わせたらこの3つの情報を教えてもらえたけど、他の携帯会社の場合はまた取得方法が違うかもしれないので各自で調べてください!ここでもアメスマさんの返信の速さに驚き、あぁ、日本人の提供するサービスって良いなぁと思った。
3つの情報が揃ったら、公式サイトからプランを選ぶ。これが安い。とにかく安い。
しかもこの紹介コードを使ってもらえたら$10(約1400円)分のクーポンが付与されるらしいので是非こちらからどうぞ。
一時帰国する二ヶ月間はほとんど使わないから最安のプランでいく!1日だけ空港にいるから1GBと100分の無料通話(無料国際通話)で税抜$7。強っ。
データ無制限、(国際通話含む)通話無制限でも最高で$29!ahamoより安いやん。ahamoは2980円+1000円くらいで通話し放題つけてたから毎月4000円くらいだった。しかも国際通話無料じゃなかったよ!そう考えるとTelloすごい。
今回は既に持っているデバイスを使用するので、その機種がTelloに対応しているかを確認する。
iPhoneの設定→一般→情報からIMEIという項目を探す。2桁、6桁、6桁、1桁の合計15個の数字が表示されているはずなのでそれを長押ししてコピーする。
先ほどの確認ボックスにペーストして、対応してるよオッケー♪と表示されれば完璧!
好きなデータプラント通話プランを選択して進む。
登録画面に行くので、名前、メールアドレス、パスワードを入力してアカウントを登録する。
この時、Tello lineの項目に「A new number will be provided by Tello.」=「Telloより新しい番号が付与されます。」と書いてあって❝番号を移行❞みたいな選択肢がないので焦る。
でもその下に「You can bring your own number after the service has been activated in your online account.」と書いてある。
どうやら支払いやらSIMアクティベートの後に、今使用している引き継ぎたい番号に変えることができるらしい。ちょっと怖いのでサポートに電話して再度確認、大丈夫らしいので進めることに。
進んで、Tello SIMの項目でeSIMを選択。SIM cardは物理カードなので届くのに数日かかる上に$2かかるので注意。
オーダーが完了したらeSIMをアクティベートする。Activate SIMへ進み、メールで受け取ったアクティベーションコードを貼り付ける。
するとQRコードが表示されるので、それを読み込む。
このパターンに当たるとよく思うんだけど、このQRコードを読み込んで〜って書いてあっても携帯持ってたら画面のコード読み込めなくない?(ง ˙˘˙ )ว
私はiPadとか人の携帯で画面を撮影して、それを携帯で読み込んでる。ここで大切なのは、読み込み画面を読み取る携帯は、そのSIMを入れたい携帯であること。読み込んでダウンロードする訳だから、iPadで読み込んでも意味がない。iPadの画像を、そのSIMを使う携帯で読み込むことがポイント。
読み込むとSIMをアクティベートさせる画面が表示されるので、そのまま進めていく。
ただ進むだけ。モバイル通信設定完了となるまで1分ほど待つ。
すぐに完了するので焦らず。完了すると設定画面に新しく取得した使う予定の番号が表示される。ここ、ちょっと怖い。ちゃんと乗り換えられなかったらどうしようと焦ったよ。
主回線を選ぶ画面が表示されるけど、まだ一応元の会社を選択しておく。まだ番号の移行をしていないし、サポートに電話するかもしれないしね。
設定が完了したら今度はマイページのPortというページから、番号の引き継ぎ作業を行う。
引き継ぎしたい番号を入力して、前の携帯会社からもらったAccount No.とPIN No.とBilling Addressを入力する。
そう、ここまでの住所は自分の住んでいる住所しか入れていないはずなので、ここで初めてこのBilling Addressを使うことになる。
これでTelloがアメスマの情報と照合して、問題がなければ引き継ぎとなるとサポートの方に聞いた。2時間から、場合によっては48時間ほどかかると言われたのでドキドキした。
Port in progressと画面に表示され、2時間後にまた見てみるか〜と思いつつ一応1分後にViewをクリックして確認したら、1分で終わってた。
いやいや、2時間て。1分て。ありがとう。
移行完了。いえい。念のためiPhoneを再起動して、設定を見てみた。
先ほど追加された謎番号のまま、元の使いたい番号には変わっていない。何でー!と思い手動で変えておいた。
そしてまた再起動。変わらない。
試しに主人の携帯からかけてみると、ちゃんとTelloで受けていると表示されるから問題ないんだと思う!そして番号でのメッセージ受信も問題なく行えた!
表示は違うけどTelloで元の番号が使えているので問題なし。元のアメスマを消すことができたらきっと変わってくれるんだろうと思ってる。
そんなこんなで、6回くらいサポートに電話しながらキャリア移行は完了。番号を引き継いでのお引越しができた。
日本でもわかりにくいMNP。アメリカに来ると英語だし制度は異なるしでもっとわからないものだなと思った。
その後主人の番号もアメスマからTelloへ移行したんだけど、その時はもう手順がわかっていたので迷うことなく上記の手続きを全て終え、5分ほどで移行完了。
慣れればそれくらい簡単な作業だった。
初回は何が何だかわからず特に住所のところで苦労したので、念のため備忘録として。